mayです！
ここでは、私が日々働いていて考えている美容看護師の役割ってなんだろう？を投稿します(^^)
私が考える美容看護師の役割
美容看護師は、基本的な役割は通常の一般病院と概ね同じで、
『医師の診療の補助』がまず大きな仕事の一つです。
一般病院と大きく違う点は、
『生命を守り、ADLを向上させる』お手伝いをするか『QOLを高め、日々の生活に彩りを与える』ためのお手伝いをする
という点が違うと考えています。
ADLとは、『日常生活を送るために必要な基本的な動作や能力』のことです。
一般的な病院にかかっている人々は、
『治療をしなければ生命が脅かされ、ADLが低下し、一人では生活できない状態になる』，『病気のせいで生命が脅かされ、一人では生活できない状態になっているため、一人で生活できるように治療する』
という目的が多いです。
QOLとは、『生活の質や生命の質』を意味する言葉で、心身の健康や人間関係、仕事、住環境など、生活全般の充実度や満足度を総合的に評価する概念です。
美容クリニックに来られる患者様は
『肌荒れ・シミ・たるみがあり、それがコンプレックスで鏡を見るたびに落ち込む』，『目が小さいのが嫌・鼻の形が嫌』など、一般的には生活する上でADL上は問題がないけれど、その悩みによって心身の健康や生活の充実度・満足度を向上させたい
という目的の方が多いです。
つまり、
美容業界で働く美容看護師＝患者様の日々の生活の充実度・満足度を高める
という点が美容看護師の大きな役割の一つであると考えています。
そのため、美容看護師は患者様のお悩みを引き出し、患者様に合った治療・施術・商品を提案するというセールススキルも必要です。（セールススキルなんて、病棟時代には一ミリも考えていませんでしたね。笑）
あくまで看護師なので、『提案』はできますが、『診断』はできないので、最終決定は患者様と医師で決めていただく形にはなりますが、その決定のお手伝いをするという感覚ですね。
ただ、『美容医療』と名の付く通り、提供しているサービスは『医療』の一種であるため、リスクゼロという治療・施術は一切ありません。
そのため、何かあった時の対処ができる（極端に言うと、患者様が命を落とす可能性があるときに対応できる）という点も、大変重要な役割となります。
美容看護師というと、キラキラした世界をイメージする方もいらっしゃると思います。
確かに、一般病院とは違い、毎日生死の境目を彷徨っている患者さんの対応をしているわけでもなく、夜勤もないところが多いため、看護師自身の身体の負担も比較的少ないですが、
日々患者様の施術や治療に関わりながら、もし万が一があった時に対応する心構えを常に持ちながら働いています。基本的に副作用やアレルギー症状など、万が一のことはほとんどないので、平和に終わることの方が圧倒的に多いですが、美容看護師と言えども、一人の医療従事者としての責任を持って働いています。
まとめ
私個人が考えている、美容看護師の役割は主に以下の通りです(^^)
・生活の充実度や満足度を向上させ、日々の生活に彩りを与えるサポート
・施術や治療を安心，安全に受けていただくためのサポート
細かく挙げるとキリがないですが、主にこんな役割があるなーと思って、まずはご紹介でした(^^)
ではまた//
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